いろいろな体験日記(あんなことやこんなこと…)

ネタになるようなことをたくさん書きます。ぜひご高覧ください♡

スポンサーリンク

親しらず抜歯体験記

スポンサーリンク

 

みなさんどうも♡

 

突然ですが、親不知を抜いたことはありますか?

私は今から約13年前に抜きました。

そのときの地獄のような体験談を記します(*_*)

 

 

そもそも異変が出たのは歯ではなくでした。

疲れが溜まっていたのか、いきなり高熱(39℃超え)が出て扁桃腺は腫れ、ありとあらゆる欲をそがれるというバッドコンディションに陥りました。

と、思っていたらすぐに両奥歯に激痛が走り始めました。

‛あっこれやべーな’って思うレベルの痛みでしたね。

とりあえず内科と歯医者に行くことに。

高熱については、内科で「タチ悪めのウィルスが体内に侵入した」と診断され、歯については、 マジ藪医者の歯医者でレントゲンを撮ってもらった結果「親しらずが悪さをしている」と言われました。

いや悪さをしてんのはテキトーな治療して金稼いでる貴様だ。

やはりな…といった感じです。

周りから親しらずについてはさんざん脅されていたので、抜歯を考えると憂鬱でした。

そのマジ藪医者の歯医者では抜歯ができないため、とある歯医者を紹介されたのです。電車を乗り継ぎドアドアで40分くらいのところです。

 

大学の授業を休み、翌日には早速紹介先の歯医者を訪れました。

到着後、まあまあ感じよさげな70代くらいのおじいちゃんに促され、おっかなびっくり診察へ。これから判決を言い渡される罪人の気持ちでしたね。

そして、再度レントゲンを撮られ下された判決は「今日は右上下2本、来週は左上下2本抜歯の刑」

私みたいになんの悪いことをしたことのない聖人君子のような大学生にとっては、あまりにも重すぎる判決でした。

しかも私の親しらずは生え方が独特であったため、歯茎をメスで切り開き、親しらずを砕いて取り除くという、血も涙もない執行内容でした。体に脱獄経路をタトゥーで彫っとけばよかったと心底後悔しました。

 

マイケル

マイケル

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

泣き言を言っていても仕方がないので、とりあえずおとなしく治療イスという名の処刑台に寝かされ、刑が執行されました。

もうね、すごかったですよ。

麻酔の注射は痛くも、ありがたいことにすぐ効いてくれたおかげで歯茎の切開は痛くありませんでした。

が、そのあとです。

 

 

ゴリゴリゴリガリゴリゴリゴリゴリ

 

 

 

カーンカーンカーンカーン

 

 

 

グリョゲリョグリョグリョグリョ

 

 

削るわ打つわこねる(?)わで顔中振動で揺れて、死の恐怖すら感じたくらいです。

 

治療後に止血で噛まされたガーゼは少し痛かったですが、治療中は幸いなことに大きな痛みもなく、しばらくしたら血も止まりその日は普通に帰宅しました。

 

問題は翌週の「左上下2本抜歯の刑」の日です。

 

その日も前の週と同様、口の中を土木工事のように振動させられながらも無事終わりました(あの振動のせいで脳細胞が大量に壊死し、結果今のバグった私が形成されたと言っても過言ではありません)。

 

抜歯後、また止血のためにガーゼを噛んだのですが、これがまあめっちゃ痛い。しかも血が止まらない。

やはり紹介元が藪なら紹介先も藪か…

小1時間くらいたったとき、ようやく少し出血が収まったので帰ることにしました。

ただ、少し収まったとはいえ、出血は続いています。血を大量に飲み込みたくなかったので、必然的に口の中が血とよだれでパンパンになるわけです。

その時はなぜかマスクをしていなかったので、はたから見たら変な兄ちゃんが口を膨らませながら電車に乗っているわけです。そりゃ好奇の目にさらされます。

何度か途中下車し、駅のトイレで出しながら帰路についていました。

 

そして、ようやく自宅の最寄り駅に到着しました。

数駅前で出したばかりだというのに、また口の中はパンッパンなわけです。

口の端から血が滴ってきます。

「もう限界!」と、電車の扉が開くと同時にトイレに猛ダッシュしました。

 

個室で出そうと思いましたが、間に合わないと判断し洗面台に直行しました。

…なんとまあタイミングの悪いことに、2つある洗面台のうち片方でサラリーマンのおじさまが手を洗っているではないですか。

「うわ距離近っ」て思いましたがもうそんなこと気にしていられないので、洗面台に駆け寄り口の中のブツを放出した瞬間、

 

 

 

 

 

「うわぁp▽ぇ※いhrvqんd」cljくぇr@pjg「qwm!?!?!?!?」

 

 

 

 

 

言葉にならない叫び声をあげながら飛び退いたおじさんは、その勢いで壁に激突していました。

そりゃそうですよね。若い兄ちゃんが猛ダッシュで入ってきたと思ったらいきなり大量の血を吐き出したわけです。

 

私が気まずさと申し訳なさと、笑いをこらえるのに必死になりながらも洗面台をキレイに掃除しているあいだ、その方は固まったままこっちをずーっとガン見していました。

仕上げにトイレットペーパーでふき取りトイレを後にしたのですが、私がいなくなってからもその方はしばらくその場で放心していました。

 

あのときのおじさま、1つ言わせてください。

 

 

 

 

あの反応めっちゃ面白かったです。もう1回見せてください。

 

 

 

いや失礼、そうではなく、申し訳ございませんでした(笑)。

 

みなさんももし親しらずを抜くときは、ちゃんとリサーチしてから歯医者さんを決めましょうね^^

 

それではまた明日♪

 

スポンサーリンク