いろいろな体験日記(あんなことやこんなこと…)

ネタになるようなことをたくさん書きます。ぜひご高覧ください♡

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本当にあった不思議な話

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毛異多です💛

昨日花粉症の薬を飲み忘れて、今日は朝から鼻水マックス目の痒さマックスでストレスマックスです💛

ちなみに今年はすでに桜が開花して、今月の下旬には満開になるそうですね。今年は暖かいですね。どうりで少し前から既に花粉症がひどいわけです。まあこの時期にしか味わえないことなので、ここまできたらもう楽しむことにします^ - ^ 

とりあえず目と鼻をもぎ取ってからの話ですが。

 

さて、今日は私の不思議な体験についてお話をします。

それは高校1年のときに起こりました。

私の実家は二世帯住宅で、当時は母と父方の祖母と住んでいました。祖父はすでに他界。祖母が健在だったときは、家にいれば一階で一緒に晩ごはんを食べるというスタイルでした。

ある日、晩ごはんの時間になっても動きたくなくて、ソファーでゴロゴロしてました。

 

母「毛異多~ご飯だよ~」

毛「えいえいおー…」

数分後

母「おーい」

毛「へいへいほー…」

更に数分後

母「何やってんの早くしなさい!」

毛「へいへいぽー」

 

呼ばれても生返事です。

そんな感じで5分くらいだらだらごろごろがちゃがちゃぐちょぐちょぴりょぴりょねちょねちょしてると、いきなり

 

 

 

ゴンッ

 

 

 

 

毛「ぐぎゃっ!?」

 

 

すごい音とともに、頭に衝撃が走りました。

衝撃もさることながら、家中に響き渡ったんじゃないかってくらいのすごい音です。

驚いて飛び起きた私は即座に辺りを見渡しました。でも二階には私以外誰もいないうえに、物が落っこちてきた形跡もありません。

何も変わらないリビングの光景に、しばし思考停止です。

ふと我に返り慌てて一階に降りると、祖母と母はご飯を食べ始めています。

 

毛「いますんごい音しなかった?俺の頭無くなってない?陥没とかしてない?」

母「何も音してないし、一応頭もあるよ。そもそもお前の頭なんてもともとあってないようなものでしょ。いいからさっさと食べな」

祖「青ざめてるね。なんかあったのかい」

毛「(ああこの2人は耳が遠いのか)いや…。」

 

意味が分からない。

物が落下してきたというよりかは、何かに殴られたような感覚です。でも不思議と痛みはないんですよ。ただ、衝撃と音だけ。 

はてなマークを頭の上に5,685,967,142個くらい浮かべながら食べていると、ふと兄たちの昔の会話を思い出しました。

 

兄①「じいちゃんのゲンコツ、めっちゃ痛かったよな」

兄②「ああ、あれは確かに強烈だったな。」

兄①「いつも遊び行くと『いいものやるからこっちこい』とか言われて、近づくと必ずゲンコツ喰らってたもんな。」

兄②「しかもたまに本当に小遣いとかくれるからタチ悪いよな。何回も騙されて喰らったわ」

 

そう、私の祖父はゲンコツ魔だったのです。

 

私が物心ついた頃には、祖父は肝臓癌を患い病床に臥せっていました。そのため、私がゲンコツされることはついにありませんでした。唯一の思い出は、病院のベッドで祖父が優しく微笑みながら私にポッキーをくれた光景です。

が、兄2人曰く、そんな祖父のゲンコツはこの世のものとは思えないくらい痛かったそうです。

 

 

その会話を思い出した瞬間、私は実際にこの世のものではないゲンコツを喰らったんだって、そう思えたんです。

もし本当にそうなら、これで兄弟全員じいちゃんのゲンコツコンプリートです。ゲンコツ喰らったことないの私だけでしたからね。

想像したら、だらだらした自分に反省する気持ちと、とても嬉しい気持ちがまぜこぜになりました。

 

 

 

じいちゃんに会いたいな。

もし会えたら、真っ先に伝えたいことがあるんだ。

それはね、

お逝きなさいまちがえた成仏しなさい。

(もう逝ってるし成仏してるか!じいちゃんありがと💛)

 

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