【節分】豆まきの思い出
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今週のお題「鬼」
毛異多です!
昨日は節分でしたね^^
みなさんは、恵方巻を食べましたか?豆まきはされましたか?
我が家もご多分に洩れず、恵方巻を食べ、鬼退治にと豆まきを楽しみました。
ちなみに我が家では、息子が豆を誤って飲み込まないようたまごボーロで豆まきをしました。これなら息子が食べても安心です。
まずはお手本に、私と妻でやって見せました。
リビングの窓を解放し「鬼はぁ外ぉ〜。福はぁ内ぃ〜。」
その様子を見ていた息子(1歳1か月)も「たぁうたうたうたう」「なぁんなんなんなぁん」。きっと彼なりの ❛鬼は外、福は内❜ だったんでしょう。
ひととおり手本を見せ終わり、「今度は君の番だ♪」と彼にたくさんのたまごボーロを渡した次の瞬間、無我夢中で貪り食いやがりました。
もちろん「渡したら食べちゃうかな~?」とある程度予想はしていましたよ。でも、本当に一瞬で口の中に消えたんですよ。しかも晩御飯の直後でボーロもけっこーな量です。そのあまりの食いっぷりに、私はピンときました。
餓鬼?って。
窓空けた隙に餓鬼が乗り移った?って。
豆まきも残すは玄関のみ。乗り移った餓鬼を追い払うべくボーロを思いっっっっっっきりぶん投げました。餓鬼もボーロも木っ端微塵、これで安心です。
…でもよく考えれば彼はいつどんなときも食べ物をあげると、目の色を変えて「今日初めて食い物を口にした」と言わんばかりに貪り食っているのを思い出しました。
彼にとってはそれが通常運転なのかもしれません。
そんなこんなで平和な時間を過ごしていると、ふとあることを思い出しました。
それは実家での豆まきです。
私は男3人兄弟の末っ子ですが、兄2人は大学卒業後、就職と同時に家を出ました。そして父は単身赴任していたため、一時期は実家に祖母(父方)と母、私の3人で暮らしていました。
毎年節分の日は、家にいれば私も混ざり3人で豆まきしていました。
でも、1つ気になることがありました。実家は、なぜか細かいのも合わせると窓が無駄に多いんです。
少々めんどくさがりな祖母の意向もあり、ある程度的を絞っていましたが、祖母が他界したあとは母はなにをとち狂ったか全部の窓を豆まきの対象に入れ始めやがりました。
たぶん、今までは気を遣って本当は回りたいところも我慢していたんでしょうね。
別に家が広いとかじゃないんです。とにかく窓の数が謎に多いんです。「え?ここもやる必要ある?」みたいなところを含め、全窓コンプリートしようとするんです。
もっとライトにやろうよ、と。
家族の健康を願ってくれる母1人に豆まきをさせるのもな~と思い、基本的に一緒に家の中を回っていました。正直私は途中で拒絶反応を起こし自室に戻ることもありました。それでも彼女は1人で楽しそうに「鬼は外~福は内~」て続けているんですよ。
もうここまでくるとホラーです。
ふとんにくるまりぶるぶる震えていました。
とか言いながらも、昨夜妻と息子と豆まきをしてつくづく思いました。家族とこうした行事を共にするって、温かくて大切な時間なんだなと。
私の母もそんな気持ちだったんじゃないかなと。
これからは、こうした行事をもっと大切にします!
…ただ、今でもふと思うんです。
狂ったように豆まきをする母。
家のどこからか聞こえる「…鬼はぁ~外ぉ~…福はぁ~うちぃ~…」
追い詰められる私。
そう、本当の鬼は母だったんじゃねーか、って…。
おあとがひゅいごーーー!!!
※母はいま元気に父と仲良く暮らしています。